CHIKARA DESIGNS
2008年 07月 02日
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カタカナのカではない漢字の力。CHIKARA DISIGNES(チカラデザイン)のロゴだ。
いつも世話になっているショップのオリジナルブランドで、カールという名のクラフトマンが主催である。
重く古いバッグに飽きていたし、PINGのバッグをベースとしていて両肩に背負えるストラップ機能と軽さ、それにオリジナルロゴや色も気に入ったのでツキアイの一環として購入した。
カールはハワイ生まれのシャイなナイスガイで腕は確かなようだ。
一時期は日本の某社でも仕事をしていたが、今は生まれ故郷で暮らしながら自分のブランドを育てている。
ウェッジが主力商品のようで将来ボーケイ氏のように出世したら、このバッグにも値打ちが出るかもしれない。
ちなみに先ごろ行われた中日クラウンズでハニカミ王子の対抗馬?として注目された16歳のハワイ出身日系人タッド藤川選手も使っているようだ。
ゴルフ界はオーディオ界と似て、非常に狭い世界かもしれない。
ある程度の実力を備えた者がいったん認められると、業界を席捲することが多いように見える。
たとえばスコッティーキャメロンのパターとマークレヴィンソンのアンプには、個人のカリスマ性をうまく商業ベースに乗せ、高利益を上げられるシステムと商品を造ることに成功しているという類似点が見られる。
他にも米国発信時には「知る人ぞ知る」ブランドだったのが、日本市場で成功を収めたことにより逆に米本土での知名度を上げ商業的に成功を収めた類似点なども興味深い。
商品の価値を自分で判断しきれない素人(もちろん私も含まれる)で、かつ富裕な層(私は含まれていない)に恵まれている市場であることも共通しているように思う。
性能や価格以外にも、付加価値やネームバリューを求めるのが趣味の世界なのかも知れない。
先日ウェイトを換えてから絶好調なドライバーをGrafalloy ProLaunch PLATINUM(グラファロイ社プロローンチプラチナム)にリシャフトした。
絶好調なのになぜ・・・?と思われるだろうが、ウェイトを換える前はもうひとつだったのだ。
そんな時にいつものごとく見知らぬ外人とラウンドしていたら、そいつがよく飛ばす。
「ちょっとそのドライバー貸せ。」と打ってみると自分のドライバーよりもフィーリングが良く、曲がらず飛んだ。
それは同じプロローンチでもレッドだったのだが、その場でカールに電話して「レッドが良かったが、プラチナムのほうが新しくて値段も高いからもっと良いだろう、取り寄せてくれ。」と発注をかけたのだった。
予備知識としてこのシャフトの事は知っていたが、世評はディアマナやランバックスに比べ数が少なく使ってみたいと思いながらもなんとなく踏み切れなかったのが、レッドを打たせてもらってハジケてしまったのが真相だ。
「レッドを打って良かったと言いながら、別のシャフトを注文する・・・しかもヘッドまで違うドライバーを打って騒いでいるのか・・・アホかコイツは・・・」と思っただろうが、ちゃんと取り寄せてくれていた。
それが到着したので、今さらキャンセルする訳にもいかなかったのだ。
まだ打ってないが、スペックは以下のように変わった。
総重量 324g>319g
バランス D4.0>D6.3
cpm 266>263
320g、D1.5、270cpmがウェイト交換する前のスペックだったのだが、バランスが軽すぎて不調だったようだ。
思いおこすと、前の8.5°のスーパークアッドがD4.2くらいのバランスで好感触だったので、私にはこの辺りのバランスが合うのかも知れない。
今回のリシャフトでは重量とcpmは近似だがバランスは違う。
シャフト性能とともにどういう影響があるのか、今から楽しみだ。
by darda95_215
| 2008-07-02 18:43
| golf
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