AltecA5
2005年 06月 04日
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怪人OT邸へ「拾得物」AltecA5を聴きに行った
自分だけでは手に負いかねると判断したのか
豊富な人脈を利用し大先輩お二人の救援を仰いでいた 賢明である
到着するとすでにKatyanさんとMitchieさんが粛々と音出しへの準備をしておられた
チャンデバや測定器パソコンまで持ち込んでの無料奉仕である
この二人の時給って安かないだろうに・・・
なにもせずウロウロしているOT氏に
「喉が乾いた なんか出してや」と冷たい午後の紅茶をいただきながら作業を眺める
さすがマルチで修行を積まれているお二人 サクっと音が出た
イキナリ良い音だ w
こんなに適当な置き方でもすでに2階のThielCS7を凌駕している
OT氏は納得いきかねるのか「低域が出てない ここでティールなら風を感じるんだけど・・・」
などとコメントしてたがオーディオは音楽を聴くための装置である
風なんか感じなくてもさしつかえない それは扇風機の役目だ
CS7を窓から放り投げA5を自室に運び込むのかと思いきや
「明日NAOKさんちに配達する」と衝撃の新事実を口にするOT氏
すかさずMitchieさん嘆息された
「今日はA5のお通夜になっちゃったねぇ」
言い得て妙である この音を楽しまず放り出すなんてあまりににも惜しい
私もそれは無いだろ!?と思ったが
NAOKさんなら正しくA5を愛しむはずだからそのほうが彼女にとっては幸せかも知れない
OT氏は実ることの無い愛情をCS7嬢に奉げ尽すそうだ
「だから銭とセンスが有り余ってるヒトじゃなかったらムリだってば」
と心からのお節介をしてみたが 聞く耳持たないOT氏である
聴く耳は難聴気味な私なんかよりずっと高性能なはずなのに・・・
報われることがなさそうな高目の女をあきらめきれない気持ちも判らないではない
「青春自虐オーディオ」アリかナシかと問われれば「アリ」かもしれない
そしてOT邸を引き揚げる間際
「ちょっと手伝ってや」とA5をトラックに積むという強制労働を命令された
私だって収入は少ないが実働はもっと少ない 時給にしたら高給取りなのだが
午後の紅茶飲んじゃったのでしかたない しぶしぶ手伝った
最後にA5嬢をそっと撫でて「幸せになれよ」と心の中でつぶやいた
さて明日は「B&W800Sig」というハイエンド最右翼機を聴きに行く
by darda95_215
| 2005-06-04 18:09
| オーディオ
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