小ツーリング
2010年 05月 17日
*
▼
日曜、まあまあの天気、かれこれ1年は洗車してない、錆びが目立ってしまっている単車で出かけよう。
フリーウェイを東へ走る、今の時期黄色い花が一斉に咲いていて美しい。
ブーゲンビリアは年中咲いて南国情緒を盛り上げてくれる。
ハナウマ湾を過ぎると、奇岩を切り裂いたような海岸道路。
視界がひろがり目の前にココヘッド、右手には大海原が見える、サンディビーチへと続く道。
私より少し年かさのライダーが乗るKフレームのアイアンスポーツが前にいる。
もちろん見知らぬオッサンなのだが、なかなか良い味をだしている。
ライディングも気負ったところの無い自然体、長く乗っているのだろう。
バイク乗りは機種や単車の改造具合、タイヤの減り方、ライディングなどで相手の力量を一瞬で推し量れる。
雨にも濡らさないピカピカの復刻版CBで、皮も着ずタイヤの端は綺麗なままヨタヨタ走っていれば「ああ、最近カムバックしたのだな」という具合に。
単車乗りのTシャツは黒だし、上着は皮に限る。
白いTシャツや化繊のブルゾンなど着たやつを信用して、なにが起こるかわからない単車渡世をともに旅できるはずもない。
むき出しの肉体を風にさらし、硬いアスファルトの上を突進するのだ。
何度も見てきた、人間なんて血の詰まった袋でしかない。
仲間にいざというときは命そのものを預け、その気転で自分の命の帰趨が決まるのである。
って、私は上から下までゴルフウェア、ゴルフスパイクまで履いている。
兄弟たちに見られたら「おっさん、なんじゃそれは…油断しすぎじゃろ」と言われるに違いない。
振り返ってオーディオの場合は機材や使いこなしの薀蓄だけでは相手の力量は読めない。
家に押しかけて聴くしかないのが難しくも面倒くさいところ。
バイクだとコイツはダメだと思えばアクセルを一捻りして後方に置き去りにすれば無関係な赤の他人になれるが、オーディオはそのあといろいろ話し込んだりしなければならないので、そうはいかない。
たいていの人が人柄が良く話していて楽しいのでそう苦痛でもないが、その人の音に対する論評を避けて会話するのは骨が折れる(悪)
閑話休題
ハワイカイのレンジに到着、軽く課題をこなす。
課題は宮里家の30ヤード、腰が痛くてもできる練習だ。
仕事が忙しかった先月来、腰の調子がよくない。
さっさと帰ろう。
帰りは左に海を見ながら走る。
タイヤの影も長くなる夕間暮れ、短い旅の終わりが近づいてきていることを知る。
波の飛沫が風に乗って海の匂いを知らせる海岸線。
もう少し待てば夕日が見られたかもしれないが、少し早かった。
薄暗くなったワイキキに戻ってきた、小さな旅の終わりはあっけない。
課題といえば今日はこの3つも打ち比べた。
日本が誇る軟鉄鍛造技術、ネックまで一体成型で芸術的な研磨とメッキがかけてある美しいクラブだ。
昔、ミズノ時代の福島晃子選手が1年戦った後お役御免となったセットを打たせてもらったことがある。
ドライバーからアイアンまでとにかくバランスが良くて振りぬきやすく、淀みないスイングを可能にしてくれるような気がしたものだ。
アイアンはマッスルバックで軟鉄らしい吸い付くような打感だったが、このMP60はキャビティのせいかそうでもなかった。
ミズノが威信をかけて製造調整した福島のセットと、数打ち物の試打用クラブじゃ違って当たり前なのだが少々期待はずれであった。
PINGの工業製品然として憚らないステンレス鋳造の無骨さ、積極的に新機能を盛り込む姿勢。
今はまだそちらに惹かれる。
フリーウェイを東へ走る、今の時期黄色い花が一斉に咲いていて美しい。
ブーゲンビリアは年中咲いて南国情緒を盛り上げてくれる。
ハナウマ湾を過ぎると、奇岩を切り裂いたような海岸道路。
視界がひろがり目の前にココヘッド、右手には大海原が見える、サンディビーチへと続く道。
私より少し年かさのライダーが乗るKフレームのアイアンスポーツが前にいる。
もちろん見知らぬオッサンなのだが、なかなか良い味をだしている。
ライディングも気負ったところの無い自然体、長く乗っているのだろう。
バイク乗りは機種や単車の改造具合、タイヤの減り方、ライディングなどで相手の力量を一瞬で推し量れる。
雨にも濡らさないピカピカの復刻版CBで、皮も着ずタイヤの端は綺麗なままヨタヨタ走っていれば「ああ、最近カムバックしたのだな」という具合に。
単車乗りのTシャツは黒だし、上着は皮に限る。
白いTシャツや化繊のブルゾンなど着たやつを信用して、なにが起こるかわからない単車渡世をともに旅できるはずもない。
むき出しの肉体を風にさらし、硬いアスファルトの上を突進するのだ。
何度も見てきた、人間なんて血の詰まった袋でしかない。
仲間にいざというときは命そのものを預け、その気転で自分の命の帰趨が決まるのである。
って、私は上から下までゴルフウェア、ゴルフスパイクまで履いている。
兄弟たちに見られたら「おっさん、なんじゃそれは…油断しすぎじゃろ」と言われるに違いない。
振り返ってオーディオの場合は機材や使いこなしの薀蓄だけでは相手の力量は読めない。
家に押しかけて聴くしかないのが難しくも面倒くさいところ。
バイクだとコイツはダメだと思えばアクセルを一捻りして後方に置き去りにすれば無関係な赤の他人になれるが、オーディオはそのあといろいろ話し込んだりしなければならないので、そうはいかない。
たいていの人が人柄が良く話していて楽しいのでそう苦痛でもないが、その人の音に対する論評を避けて会話するのは骨が折れる(悪)
閑話休題
ハワイカイのレンジに到着、軽く課題をこなす。
課題は宮里家の30ヤード、腰が痛くてもできる練習だ。
仕事が忙しかった先月来、腰の調子がよくない。
さっさと帰ろう。
帰りは左に海を見ながら走る。
タイヤの影も長くなる夕間暮れ、短い旅の終わりが近づいてきていることを知る。
波の飛沫が風に乗って海の匂いを知らせる海岸線。
もう少し待てば夕日が見られたかもしれないが、少し早かった。
薄暗くなったワイキキに戻ってきた、小さな旅の終わりはあっけない。
課題といえば今日はこの3つも打ち比べた。
日本が誇る軟鉄鍛造技術、ネックまで一体成型で芸術的な研磨とメッキがかけてある美しいクラブだ。
昔、ミズノ時代の福島晃子選手が1年戦った後お役御免となったセットを打たせてもらったことがある。
ドライバーからアイアンまでとにかくバランスが良くて振りぬきやすく、淀みないスイングを可能にしてくれるような気がしたものだ。
アイアンはマッスルバックで軟鉄らしい吸い付くような打感だったが、このMP60はキャビティのせいかそうでもなかった。
ミズノが威信をかけて製造調整した福島のセットと、数打ち物の試打用クラブじゃ違って当たり前なのだが少々期待はずれであった。
PINGの工業製品然として憚らないステンレス鋳造の無骨さ、積極的に新機能を盛り込む姿勢。
今はまだそちらに惹かれる。
by darda95_215
| 2010-05-17 21:10
| golf
|
Comments(4)
* ▲
Commented
by
OT
at 2010-05-19 01:12
x
あ、呼びましたか?
タイヤの端っこは5mmくらい残っていますが何か?
皮は合うサイズがないのでフルオーダーになってしまいます。とりあえずプロテクターは着けています。
タイヤの端っこは5mmくらい残っていますが何か?
皮は合うサイズがないのでフルオーダーになってしまいます。とりあえずプロテクターは着けています。
0
Commented
by
bmwk_rs at 2010-05-19 05:53
ハンドルはまだしも、フロントフォークのサビはヤバそうですね。
Commented
by
darda95_215 at 2010-05-19 07:02
OTさん
反応してくれたありがとう、寂しかったんだ w
その5mmがオイシイとこよ、エッジを潰しきってアクセルオン
驚くほど曲がれるよ、嘘だと思うならジムカーナ上級者に聞いてみて。
皮オーダー、いいじゃないオトコのステイタスだね。
反応してくれたありがとう、寂しかったんだ w
その5mmがオイシイとこよ、エッジを潰しきってアクセルオン
驚くほど曲がれるよ、嘘だと思うならジムカーナ上級者に聞いてみて。
皮オーダー、いいじゃないオトコのステイタスだね。
Commented
by
darda95_215 at 2010-05-19 07:04