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愛機Zingali95-215をもじって「人狩り」です、怖いブログではありません。
by darda95_215
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アナログ三昧
2008年 01月 08日 *
サブアームをゲットしてから、聴くのが楽しくて仕方ない。

朝からレコードを聴いていた。

ふと、定位が甘く、ボーカルや各楽器の分離も悪いことに気づいた。

ここのところHDDやCDを適当に鳴らしていただけだったが、ひさしぶりに「アナログモード」で聴くと不満を感じる。
悪い癖でなんとかしたくなってしまい、ゴソゴソと弄ってみた。
アナログ三昧_e0022439_11413952.jpg

プレーヤーにカーボンブロック、プリにはBDRを3点支持で使ってみる。
過去に定位や分離に効果的だったのはこんな小技だったことを思い出したのだ。

少しマシになったが、まだなにかもの足りない。

プリのSA3.1は計3本の6DJ8を使っている。
フォノイコ部は2本の6DJ8を左右チャンネルに1本ずつ使い、ラインは1本という構成だ。
過去フォノの2本の特性が揃っていた方が、定位がシャープになることを経験している。

SA3.1は、適当に挿した球のままだった。

SIEMENSのe88ccを挿していたが2本の特性は定かで無い。
ラインに挿していた同じSIEMENSのe288ccも規格外の使い方なので、ついでに交換してみた。
フォノにはとりたてて面白みは無いが、低雑音でフラットに聴こえるEiのペア球を挿し、ラインには多少細身だが艶やかなMullard E88ccを挿した。
アナログ三昧_e0022439_11564217.jpg

音色の濃さは後退したが、定位は断然向上した。

フォノを聴く限りでは、Murraldの色をあまり感じないが、もしかしたらフォノの出力はラインの球とは無関係なのかも知れない。
ずっと判らなくて誰かに教えてもらおうと思っていたのだが、忘れていた。
知っている方に教えてもらいたい謎である。(出張中だっけ?)



なにはともあれ(某高級オーディオ雑誌の長老なら閑話休題と書くか?)



さっきまでと趣きは変わったが、まだなんとなくもの足りない。



もしかして・・・





SME3009+TypeIIIに戻してみた。
アナログ三昧_e0022439_1244795.jpg

これだ・・・

定位はシャープだし、各楽器もくっきり鳴らし分けられている。

VMSとTypeIIIの違いもあるだろうが、この差はアームの違いから来ていると感じる。

カートリッジを支えるだけのシーソーというかやじろべぇというか、たんなる棒と軸受けで構成された簡単な部品でしかないアーム。
それを換えただけの違いが私の耳で感知できるとは思い難いが、確かになにかが違う。

言葉では言い表し難いが、ピントが合って音像のエッジがクッキリとしたように感じるのだ。

DENONからの取り外しアームのセッティング方法はいい加減だ。
アームの水平、垂直、トレース時の姿勢、オーバーハングなど厳密に追い込めていない。

しかし、それだけでない厳然とした差を感じてしまう。


ツインアームそれなりに楽しいのは確かだが・・・






3本の球を全部Murraldにしてみた。
アナログ三昧_e0022439_1541289.jpg

ちゃんとMurraldの色を感じる。

by darda95_215 | 2008-01-08 12:38 | audio | Comments(0) *
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