愛機Zingali95-215をもじって「人狩り」です、怖いブログではありません。
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Cheat
2011年 12月 23日 *
モノラルをどう再生するか。

「システムを換えるしかない」と答えが出ている命題にもかかわらず性懲りも無くシステムを弄繰り回す。
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GE RPX>A1-500>UPX003からの信号をCounterPoint SA3000で受ける構成、右スピーカーだけを使って聴きながらチャンデバの設定を色々と変えてみる。

我が家比でいうとモノ専用カートリッジ、アーム、フォノイコ導入前よりは楽しく聴けるが、某大阪のお店や某横須賀のお屋敷のモノラル再生に比べ迫りくるチカラに欠けてつまらない。

実をいうと完全なモノラルシステムというのを聴いたのはこの2軒だけ。

比べる対象のレベルが高すぎて、擬似的なモノラルシステムでは太刀打ちできないのは理解しているが、一度でもああいう音を聴いてしまうとなんとかしたいと思うのが人情である。

ふと、プリアンプのモノラル、ステレオ切りかえスイッチが目に入った。
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横須賀の先生に頂いた言葉を思い出す。

「モノラルのサービスエリアは非常に狭い」理由は現在スピーカーはステレオ用に作られているので1発は苦しいです。
モノ時代は1個のスピーカ意システムで如何に広範囲に音を飛ばすかに努力しています。
でもモノをステレオ2発のスピーカーで聴くのはもっとナンセンスです。

乏しいモノラル専用スピーカー体験を併せて読み解くと
「1本でもじゅうぶんなチカラを持っている」のが当時のスピーカーであるということ。

そしてステレオ用のスピーカー2発で聴くナンセンスの理由は数々考えられる。

そのうちのひとつに先生の言葉には無かったが、プリアンプで合成されたモノラルの音は不自然に中央に定位することにもある気がしていた。

私がShureTypeIIIで聴くときは、たとえモノラル盤でもアンプの切りかえスイッチはステレオ側にしたままなのはその不自然さを嫌ってのことだ。

バリレラを入手した時も試すだけ試してみたが、依然として切りかえスイッチは「ステレオ側」の方が自然であった。

さすが巨人の言うことに間違いはない。





しかし、今日ふとナンセンスの具合を試してみたくなり、モノラル側にしてみた。
チャンデバの設定はモノラル用に苦心したうえ辿り着いたウーハースタガー駆動である。

これがなかなか具合が良い。


ダメだった方法がよく聴こえるのは気のせいか・・・

とも思ったが考えてみると小音量でしか再生できないので近頃はリスニングポジションをスピーカーに近付け内振り角度も強めてある。

「2個のスピーカーの間隔を出来るだけ狭めて音場再生の状態でモノアンプ1台で再生する手もあります。」

というアドバイスを便宜的に近い形で再現できていたことが功を奏したようだ。

いわゆる誤魔化し「Cheat」でしかないのは言うまでもない。



気を良くして最近お気に入りの盤を聴きながらチャンデバの設定を繰り返す。
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ビット落ちの「罪」と簡単に色々な設定を試す事ができる「功」を持つデジタルチャンデバが手放せなく感じるのはこういう時なのかもしれない。
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好感触を得られたのでさらにお気に入りの盤を聴く。
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・・・



全くダメである。




どういう事か・・・




ずっと以前からなんとなく気づいていた事がある。


モノラル盤はメーカーや盤による音の違い、優劣がステレオ盤より大きく感じる。


ステレオの時代になると録音技術の向上や普及化によってそういった差異が小さくなっているのが現代化というものかも知れない。
本来の音がリマスタリングの工程や再販、再プレスなどで大きく劣化していると考えることもできる。

私の持っている盤はほとんど国産盤、再版物である。
どんなに演奏が気に入っていても・・・


ダメなものはダメということか・・・


オリジナル盤だとかファーストプレスだとかに拘るマニアが多いのはこういうことに気づいているからだろう。






愚にもつかない考えを巡らすのも疲れてきた。


聴くことだけを楽しむにはまだまだ時間がかかる。
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by darda95_215 | 2011-12-23 14:04 | audio | Comments(0) *
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