オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストを探したが見つからない。
LPを持ってたはずなのだが・・・CDだったか?それとも夢か幻か・・・とにかく見つからない。
捨て曲なしだそうなのに見つからない。
棚を探りながらついでに聴こうと取り出したLPが3枚。
先ずは

MilesDavis At Plugged Nickel,CHICAGO
実はこのLPはA面を1回か2回きいただけで、B面まで聴いた事が無かった。
世に言う「電気マイルス」だと思い込んでいた・・・

Pluggedって書いてあるならあの紐付きの赤いトランペットなのだろうと・・・
内容もフリーっぽくて難解である
「コレが電気マイルスか、案外電子音臭くはないものだ・・・」なんて思いながら敬遠していた。
ジャケットを眺めていて違う気がしてきたのでライナーを見ると・・・
恥ずかしながら大きな勘違いだった。
PluggedNickelは録音した店の名前で、電気を使っているわけじゃなかった。
しかし待てよ・・・
どこからUnplugedでどこからがPluggedなのか?
マイク立ててミキサーで録音したらもう電気使っているんだからPluggedじゃないのか?
PAの入っている店なんかだとマイクはPluggedされたスピーカーの音が入っているから、全部生楽器を使ったとしてもUnpluggedじゃないではないか・・・
愚にもつかぬ考えを巡らせていても、いつの間にかマイルスの万華鏡のような音の世界に囚われてしまい身動きも出来ないまま聴くことだけに没頭している自分に気づく。
なんだ・・・いいアルバムじゃないか。
心象風景が音の荒野にあるとき、そこでは凛々しい魂が弾けあっている。
2012年初の驚きであった。
そして

過去何度も何度も聴いたお気に入りのLP、Billie HolidayのSongs For Distance Lover・・・
んんっ!違う!
よく見ると「Songs For Distingue Lovers」と書いてあるではないか・・・

実はこのLPはCDより後に入手した、小さなCDのジャケットをチラっと見て
離れた恋人たちを歌ったアルバムだと思いこんでいた。
大好きなStars Fell on Alabamaなんか歌詞に「Glandma」」と歌っているように聴こえていた、本当はDramaと歌っている。
勝手にアラバマのおばあちゃんの家であなたと昔見た星が忘れられない・・・みたいな内容だろうと思っていた。
離れてしまった少女と少年の思い出・・・DistanceLovers・・・ロマンチックだと・・・
全く違っていた、恥ずかしいことこの上ない。
おまけに離れた恋人ならDistant Loversであろう。
2012年2度目の驚きだった。
本当に恥ずかしい・・・穴があったら
入れたい入りたい。
それにしても情けない英語力である。
自分の人生にはなぜかこういう不整合な事象が多い。
「英語が判らないのにアメリカ在住」
「難聴なのにオーディオが趣味」
「手首がTFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)なのにゴルフ中毒」
「単車はスピードの出せるレーサーレプリカが好きだけど腹が出すぎているので運転できない」
「ハンサムなのでどんな美女でも望むがままなのに、でっぷりと肥えた女にしか興味が無いデブ専」
まだまだ数えられるが馬鹿馬鹿しいのでやめておく。

犬も呆れているようだ。

しかし気になるので「Distingue Lovers」の意味を知りたくなった。
ライナーを見ても「ナンノコッチャヨーワカラン」こんなライナー書いて金がもらえる職業ってなんじゃいコラ。

困った時はネットで検索「気品のある、きわだった」と訳されている。

さすが我らがネルソン提督のページには納得できる解説があった。
もうずっと前から勝手にネルソン提督と呼んでこのHPを大いに参考にさせてもらっている。

今の自分より若くして亡くなったとははじめて知りこれにも驚いた、もっと高齢だと思いこんでいた。

YouTubeで動画を探して見る、音はZingaliから出す。

なるほどなるほど、そうだったのか・・・
彼女の人生・・・そうだったのか・・・
なんだか疲れてきたので1枚$1以下で入手したCDの中からMilesDavis。

もうこのアルバムについて考えることも調べることも億劫だ。
音を聴くことにだけを楽しむ。
なかなか恥と実りの多い午後だった。